犬の習性(人間には問題行動に見えるものも?)

【必見】犬種別能力と生活スタイルの構築

日本犬というのは、その犬の特徴を生かして人間と一緒に生活していました。

例えば、番犬だったり、狩猟のお手伝いをしたり。

そのため、日本犬というのは、欧米の犬に比べて原種に近いと言われています。

欧米の犬は、人間の仕事を手伝ってもらえるよう、特定の作業をこなす能力を持てるように交配した結果、生まれた犬が多数います。

それぞれの犬種が備えた能力を思う存分発揮できる環境は、犬たちにとって自信にもなり、ストレスケアとしても大変重要です。

以下、表にまとめましたので、気になる犬がいれば詳細を調べてみたり、

すでにワンちゃんがいるご家庭では、生活スタイルの構築、犬と一緒に遊ぶ時の参考にしてみてください。

仕事犬種
獣猟犬
人と連携をとりながらも、自己判断が必要な仕事のため、独立心が強い。
飼い主と連携しながら動く練習をすることで、良い相棒に!
・ダックスフント
・ビーグル
・ボルゾイ
・サルーキー
など
鳥猟犬
鳥を見ると本能的に反応しやすい。反復運動を好む。
人間への依存度が高く、攻撃性は低い。
・ゴールデンレトリーバー
・ラブラドールレトリーバー
・ポインター
・ワイマラナー
・アメリカンコッカースパニエル
・イングリッシュコッカースパニエル
など
テリア
ラテン語で「土を掘るもの」という意味。
小動物を巣穴の奥まで追い詰めたり、足の速さを生かして猟をする。
馬力があり吠えやすい犬もおり、
人間社会に慣れてもらえるように育てるには、
それなりの知識と技術が必要。
・ジャックラッセルテリア
・ワイヤーフォックステリア
など
救助犬・護衛犬
救助犬や警察犬になる犬たち。
服従心や持久力があり、体力があり、運動量が必要。
体も大きく、強い犬が多い。
見た目に比べ、温和な性格の犬種も多い。
・シベリアンハスキー
・グレートデーン
・セントバーナード
・ドーベルマンピンシャー
・ボクサー
など
牧羊犬・牧畜犬
人とコミュニケーションを図るのが大好きな犬が多く、
創造力・決断力(自主性)がある。警戒心が強い。
飼い主がしっかりルールを決めないと、自分でルールを創り、
コミュニケーションが難しくなる場合がある。
・ウェルシュコーギー
・ジャーマンシェパード
・グレートピレニーズ
・ボーダーコリー
など
愛玩犬
本来は大型の犬を小型に改良した犬が多い。
原産国の文化や風土に適していることが多く、
「愛される」のが目的の犬のため、留守番が苦手だったり、
育てるのに手を焼く飼い主が多いのが現実。
分離不安になる犬も多い。
・チワワ
・パグ
・ポメラニアン
・ヨークシャーテリア
・マルチーズ
・ミニチュアピンシャー
・狆
・パピヨン
・ペキニーズ
など
その他
現代では作業していない目的のために飼育していた犬種や、
狩猟犬としては未熟な犬が属す。
各個体の個性が強く、しつけの本を購入しても
うまくいかないことも多い。
・柴犬
・ダルメシアン
・スタンダードプードル
・トイプードル
・シーズー
・フレンチブルドック
・ボストンテリア
・シーズー
・チャウチャウ
・ミニチュアシュナウザー
など

最近、日本では犬種に限らず、警察犬の訓練を受ける犬などもいますね。