犬の行動学習(トレーニング・しつけ)

【具体的に】吠えるのをやめてほしい時のトレーニング(しつけ)

犬に「無駄吠え」という概念は基本的に存在しません。

犬には犬なりの理由があるから、吠えています。

例えば、インターホンがなった時に吠えるのは、「自分の縄張りに誰か来た!追い払わなきゃ!」と思うからです。

そして、吠えている内に来客が帰ると、「自分が吠えたから帰った」と学習し、吠え続けます。

犬は、「人間同士の会話が終わったから帰っている」なんてことは分かりません。

吠えるきっかけを特定する

まず、なぜ吠えることになったのか、きっかけを特定します。

上記の場合、「インターホン」です。

とはいえ、インターホンを来客にならさないようにしてもらうのも違うし・・。

吠える犬の習性を生かす

インターホンがなって犬が吠えるのは、「縄張りに敵が来た!」と思っている可能性が高いです。

であれば、「インターホンがなっても、来るのは敵ではない」ということを教えたらどうでしょうか?

実際の体験談

家族が家に入る時に、必ずインターホンを鳴らして入るようにします。

初めは吠えますが、家族が家に入ってくることで「音が鳴っても敵が入ってこないんだ」と、

次第に学習し、吠えなくなりました。

人の姿が見えて吠える場合

インターホンではなく、玄関前に人がいるのが見えて、それに吠えている場合は、

カーテンやブラインド、障子、すだれなど、物理的に目隠しをしてみましょう。

犬の習性を知ることが大事!

このように、犬の習性や犬がどのように行動学習するのかを知ることで、よりスムーズに物事が進む可能性が高まり、

犬と人間、お互いの生活が穏やかになる対策が立てやすくなります。